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第91話  お昼休みの恋バナ相談

last update Petsa ng paglalathala: 2026-08-17 19:00:30

昼休み、オフィスの片隅にある給湯室。

 お弁当を抱えた朱里は、気配をうかがうように辺りを見渡した。

 「こっち空いてるよ」

 声をかけてきたのは、田中美鈴。

 朱里の同期で、鋭い観察眼と面倒見の良さで知られる頼れる友人だ。

 「なにその挙動不審。まるで“彼に弁当見られたくない女子”みたいな顔してるけど?」

 いきなり核心を突かれて、朱里は思わずむせそうになる。

 「ち、違うってば……! ただ、ちょっと……ね?」

 「ちょっと、なに?」

 美鈴は肘をつき、にやりと笑う。

 朱里は視線をそらし、味噌汁のフタをいじった。

 「……朝、平田さんと一緒にエレベーター乗っちゃって」

 「へぇー。で?」

 「別に、何も。ほんのちょっと会話しただけ」

 「なにその“何も
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